地方公務員が病んで転落しつつある話

偶の理性と心の反吐を書き散らす

働かなくても飯は美味いが1日1食

 前回も書いたが、役所で仕事を休むことのハードルはそれほど高くない(後のことは考えないとして)。もちろん、警察や消防のような体育会系な職場はまた違うだろうが、事務系はそうだ。

 だから、比較的軽症で食っちゃ寝の日々を送れるようになる。ストレス源は職場にあるので、家にいれば体調不良も抑えられて平穏である。

 

 というのは、1ヶ月程度で心も落ち着いて復帰できる場合の話だ。

 

 今回、私が受けた診断は「適応障害」。異動先の職務内容に対応できず落ちこぼれたので、時が解決してくれる部分がない。もうね、40過ぎると新しいことが頭に入ってこないし(私の場合)、それでも学ぼうという熱意も気力もない(私の場合)。戻ったところで仕事は分からない、覚えることも覚束ない。出来ることが何もない。

 

 仕事ができなければ、行き着く先に退職の文字がちらついてくる。こうなると仕事の不安ではなくて生活、というより生きることそのもの不安になってくる。

 朝、眠くもなくても起きられない。緊張感で身体がカッと熱くなって汗が出る。不安や焦燥感からか吐き気がして食事ができない。1日活動していると身体も落ち着くのか、夕食は食べられるが量は減った。1ヶ月で体重も10%減った。ダイエットの秘訣は食べないことだね。

 

 医者や会社からは「復職に向けたリハビリ団体」みたいなのを勧められているが、とてもそんな状態じゃない。しかし、だからといって食って寝るだけの生活(ろくに食えないけど)では、どうにもならない。

 

 ということで、仕事はさておき、自分のこれからをどうするのか、それを考えることにした。その程度の思考力はまだある。