地方公務員が病んで転落しつつある話

偶の理性と心の反吐を書き散らす

資格を取る。

 仕事のストレスから逃れられて一息つくと、今度は今後の生活不安のストレスが襲ってきて、こちらは逃れようがないし一層きつい。進退窮まる休職は、家でダラダラしていられない。

 何もかも忘れて、一ヶ月くらい遊び惚ける方が結果的に良さそうな気もするけど 、遊ぶ元気もない。というか遊んでる場合かという躊躇がある。

 

 そこで、資格(履歴書の資格欄に書けるような)の勉強をすることにした。これなら、独学にせよ講習などを受けるにせよ、ある程度は規則正しい生活を送ることになるし、資格取得という明確な目標もあって達成感を得る機会もある。

 

 先日も書いたが、新しい部署で感じた無能感、無力感はめちゃくちゃ大きくて、現在、自信喪失が甚だしい。ただでさえ嫌いな仕事で、嫌な異動を強いられて、能力不足を突き付けられる、それでもやってる人は凄いよ。本当に。

 

 そこで、資格を取ることで自信も取り戻していこうという方針だ。有能感を得られれば、職場復帰も考えられるかもしれない。

 

 資格といっても色々あるが、あまり考えずに受験機会の多いTOEICを申し込んでみた。最近は当たり前になったのか廃れたのかあまり聞かないが、英語力の指標ではあるだろう。まずは特に勉強せずに何点取れるのか、基準を設ける意味で受ける。試験日は約2ヶ月後だ。

 

 ところで、公式ページに『誤った解答は減点されませんので、答えに迷った場合でもどれか1つにマークすることをお勧めします。』と書いてあるんだけど、語学力を測る試験でそれは推奨していいのか。

 

 時間があるので他も考える。やはり、すぐ思い浮かぶのは士業だ。税理士、行政書士司法書士公認会計士社会保険労務士など。悪くはないが、今年の受験申込は大体終わっていて、さすがに1年後は目標設定として遠すぎる。必要な勉強量からすれば1年は短いかもしれないが、現状の目的に合わない。受かったら自信になるだろうけど、まあ落ちるしね。

 

 そうこう考えているうちに、退職後のことを念頭に置き始めた。しかし、何の資格も経験もない40過ぎのおっさんは、労働市場で底辺に他ならない。いや、公務員の経験はあるが、公務員の実務経験が生きる(と思ってもらえる)のは役所だけで、そして、中年を雇う役所はない。

 未経験のアラフォーがいけそうなのは工場とか倉庫への派遣だろうか。フォークリフトとか使えると、役に立つこともあるかもしれない。フォークリフト技能講習というのがあって、自動車教習所や建機メーカーの教習所で受けられる。

www.komatsu-kyoshujo.co.jp

自動車免許は持っているけど31時間と長い。が、大型特殊免許があれば11時間でいいのか。大型特殊免許は・・・

heiwabashi.co.jp

技能講習6時間、学科教習なし

大特免許を取得した上で講習時間が20時間も短縮するというのはお得だ。なお料金・・・

 

 ただ、大特はどこでもやってるわけではなく、最寄り教習所にはコース自体なく、次に近い教習所では1か月半の入校待ち状態だった。さらに探してみると、県外(距離的には近い)に入校できそうな教習所が見つかった。

 

 早速電話してみると、すぐに始められるとのこと。入校日は毎週水曜日と決まっていて、電話をしたのは火曜日。本当にすぐだ。

 

 こうして私は、前向きプランその1「資格取得編」として、大型特殊免許の教習を受けることになった(6月の話)。